長崎市科学館
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水の入ったコップをさかさまにしたら?
~手品のような実験にチャレンジ!~

水をつかった実験
  水の入ったコップを
さかさまにしたら?
手品のような実験にチャレンジしてみよう!
  ★★☆ ちょっとむずかしい
大気圧、表面張力




よういするもの
❏水 ❏はがきくらいの大きさの紙

❏コップ ❏たらい

水をこぼしてもいい服装や場所で実験しましょう。




つくりかた
  コップに水を半分くらい入れます

観察しやすくするために、食紅で着色しています。
  コップの口に紙をおきます。
  抑えながら逆さにして、
持ち上げながら紙から手をはなしてみると・・・?

こぼしてしまった時のために、
下に たらいを 用意しておこう。
  なんと水がこぼれません!




まめちしき
  なんで水がこぼれないの?
これは「大気圧」と「表面張力」という2つの力がはたらいているからです。

紙を押し上げている大気圧と、
引っ張り上げようとする表面張力という2つの力がはたらきます。

その2つを合わせた力が水の落ちてくる力(重力)よりも大きいため、
水はこぼれなかったのです。
 
    大気圧
実は空気にも重さがあります。
その空気の重さによって押す力が大気圧です。

地球上の人やモノは、空気によって上からだけでなく
いろいろな方向から押されています。
 
    表面張力
水の表面では強く内側に引っ張る力がはたらいていて、
表面積をできるだけ小さくしようとしています。
この力が、水をコップの内側に引っ張り上げているのです。

水滴が丸くなるのは、
表面張力で内側に引っ張られているからだよ。
 
   
水をたくさん入れたコップでもできるかな?
 
 
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