長崎市科学館
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ポリスチレンのプラコップでコースターを作ろう!
~大人の方と一緒に作ろう~

熱を使った工作
  プラコップコースター
ポリスチレンのプラコップをトースターで熱すると?
  ★★★ むずかしい
プラスチックの性質、熱を使った実験



よういするもの
❏ポリスチレン(別名:スチロール樹脂)のプラコップ
プラコップの素材は必ず確認すること

❏トースター
電子レンジ不可

❏はさみ ❏油性ペン ❏アルミホイル ❏軍手 ❏電話帳などの分厚い本(汚れてもよいもの)

かならず おとなのひとと いっしょにしてください。




つくりかた
  はじめに かくにんしよう

 ☑ 必ず、ポリスチレンでできたプラスチックコップか確認してから作りましょう。
 ☑ やけどをしないように、トースターを使うときは軍手をしましょう。
 ☑ 作業をするときは、できあがるまでは、その場を離れないようにしましょう。
  オーブントースターにプラスチックコップが縦に入るように、
3分の1ほどをはさみで切り取りましょう。

プラコップを横に切ろうとすると、縦にきれつが入ってしまいます。
まず、大まかに切ってから、ふちをととのえるように切るときれいになるよ。
  油性ペンを使い、好きな色で文字や絵、模様を
プラスチックコップに描きましょう。

熱して変形したときに、どのような模様になるかな?
予想しながら描いてみましょう。
  オーブントースターにアルミホイルをしき、
プラスチックコップを縦に入れ(※上下どちらでもOK)、
平らになるまで熱しましょう。

アルミホイルは、プラスチックコップを取りやすいように、
あえてぐちゃぐちゃにし、しわを作り、それをのばした状態でしいてください。
  ほぼ平らになったら、オーブントースターから取り出しましょう。

熱しすぎに注意!
溶けてはりついたり、焦げて火事になります。

取り出すときは、とても熱いので必ず軍手をしましょう
  さらに平らになるように、電話帳などにはさみ、
冷えて固くなったらできあがり!




まめちしき
  ポリスチレンのプラスチックの性質
プラスチックは、熱を加えると様々な形に変形しますが、
ポリスチレンのプラスチックは、加工したものに熱を加えると
元の形に戻ろうとする性質があります。

今回のようにトースターで熱を加えるとコップの形のまま縮まず、
加工される前の元の小さくて平らな形に戻るのです。

ポリスチレンのプラスチックに熱を加えると、縮むのではなく、
元の小さな形に戻っているんだね。
 
   
どのような仕上がりになるのか、予想しながら
ぜひ、オリジナルのコースター、作ってみてくださいね(^_-)-☆
 
 
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